ふっ素樹脂の種類と分子構造

ポリテトラフルオロエチレン ( PTFE )

  • ふっ素樹脂の中で代表的な樹脂で最も多く使用されている。
  • 耐熱性、耐薬品性、電気特性(高周波特性)、非粘着性、自己潤滑性などに優れる。
  • 製造プロセスによっていろいろな形態の樹脂が出来ている。
分子量:数100万~1000万 粘度:1010~1011 poise (380℃)
融点:327℃(343℃) 最高連続使用温度:260℃

パーフルオロアルコキシアルカン ( PFA )

  • PTFEに匹敵する特性を持っている。
  • 溶融成形が可能で、半導体分野での使用が多い。
  • 分子量の違いにより銘柄がわかれている。
分子量:数10万~100万 粘度:104~105 poise (380℃)
融点:300℃~310℃ 最高連続使用温度:260℃

パーフルオロエチレンプロペンコポリマー ( FEP )

  • PTFEに比べ若干耐熱性は劣るが、他の特性はPTFEとほぼ同じ。
  • 溶融成形が可能で、電線被覆材の用途が多い。
  • 分子量の違いにより銘柄がわかれている。
分子量:数10万~100万 粘度:104~105 poise (380℃)
融点:250℃~270℃ 最高連続使用温度:200℃

エチレン・テトラフルオロエチレンコポリマー ( ETFE )

  • 四ふっ化エチレン-エチレン共重合樹脂
  • 溶融成形のできる熱可塑性樹脂です。
  • ガラス短繊維で強化できる初めてのふっ素樹脂です。

テトラフルオロエチレンーパーフルオロジオキソールコポリマー ( TFE/PDD )

  • PTFEに近い諸物性を持つ。
  • 非晶質透明であり、低屈折率、低誘電率である。
  • 特定溶媒に溶解し、薄膜用途に使用される。

弊社取扱製品以外にも以下のふっ素樹脂がある

  • ポリフッ化ビニリデン(PVDF)
  • ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)
  • エチレン-クロロトリフロオロエチレンコポリマー(ECTFE)
  • ポリフッ化ビニル(PVF)

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