働く人

05 世界最高水準の品質を守る仕事。どんな分析依頼にも応えられる技術者になりたい。 分析グループ宮本翔太(工業高校物質工学科卒)入社3年目
Shota Miyamoto

高校で身につけた化学の知識を活かせる会社にと入社を志望。
実際、基礎知識は今も役立っているという。
意外とシャイなキャラクターながら、小学校から続けている野球ではかつてピッチャーとしても活躍した経歴の持ち主。

宮本翔太さん

当社は世界一の品質をめざしている会社。品質は本当に自慢できます。 僕ら分析グループの役割は、その品質を絶えずチェックすること。 当社の製品にはフルオロカーボンと呼ばれるケミカルス製品とフッ素樹脂製品の2種がありますが、僕はケミカルスを担当しています。


分析グループのメイン業務は出荷前の製品分析。 完成した製品が入ったトン容器から少量のサンプルを採って、ガスクロマトグラフィーで分析します。 また、プラント内の工程分析や、他部署から依頼された分析作業も行います。 さらにもう一つ僕が担当している仕事が、環境分析。 プラントから出る排水まで異常がないか目を配っているんです。

わずかな異常でもすぐに発見できるようにするには、製品に含まれる各成分の正常値をひとつひとつ記憶しておくのが大切。 たとえ結果が合格範囲内でも、いつもと微妙に違うと感じたら「ギリギリセーフです」などと製造部門に伝達しています。 それが大きなトラブルを未然に防ぐことになりますから。それに、この仕事はとにかく安全第一。 慣れてしまうと不注意からミスやケガにつながることもあるので、初心を忘れないのも大事です。


先輩たちは僕よりずっといろいろな分析方法を知っていて、幅広い依頼に応えられる。 僕も機械を自在に操って何でも分析できるようになって、わからないことを尋ねてもらえる技術者になりたいと思います。 そのためにまず特定高圧ガス取扱主任者の資格を取らなくては。来年はパスします!

分析グループ

宮本翔太のある1日

7:50出社

分析機器は電源を入れてから使えるまでに時間がかかるので、忙しい日は早めに出社。 機器を起動したら朝の体操を済ませ、準備に取りかかる。

8:30分析作業開始

ひとつのサンプルを分析するのに10分〜2時間。 分析サンプルが特に多い日は焦ってしまいがちだが、作業の優先順位を決めてから落ち着いて取りかかるよう工夫している。

13:05集会

毎週月曜は部署内の集会に出席。 また分析結果を製造部門にフィードバックするためのミーティングを行うことも。

14:00分析作業

午前中に引き続き作業。分析に欠かせないガスクロの扱い方は、先輩からある程度学び、さらに機器メーカーの勉強会にも参加して習得した。簡単なメンテナンスも自力でこなさなくてはならない。

16:45片付け

以前、ガスクロに流し続けているヘリウムガスの元栓をうっかり閉めて帰ってしまい、高価な装置を壊しかけたことが。再発防止のため自分で元栓にカバーをつけ注意書きを貼った。MDFにはそうした安全対策が無数にある。